ユベントスを中心に見たカルチョの世界

メディ・ベナティアMedhi Benatia

身体能力の高さと

フランス生まれ、モロッコ代表のDF。両方の国籍を持っていてU-18まではフランス、U-20、A代表はモロッコを選択した選手。 メインは3バック右CB、4バックの右CB。身体能力が高くパワーとスピードを利用して跳ね返すストッパータイプのCB。ポジショニングは評価が分かれるが上手いと思う。

プレースタイルと哲学がユヴェントスに合っていたと思う選手。

日本で例えるならJFAアカデミーであるフランスのクレールフォンテーヌ国立サッカー養成所を卒業し、EAギャンガンを経てマルセイユの下部組織に入る。トップに上がるも出場機会を得られずレンタル。

2008年にフランス2部クレルモンに完全移籍で加入しプレーする。ここでのプレーをウディネーゼのスカウトに目が止まり2010-11シーズンに完全移籍する。 この辺りから活躍し初めて2013-14シーズンにはローマに移籍し、高パフォーマンスを維持していった。

2014-15シーズンからはドイツの名門バイエルンに入団するも怪我してしまいスタメン定着に至らなかった。2016-17シーズンはユヴェントスに加入しスタメン定着には至らなかったし、評価が分かれたようだが活躍したと思う。

2019-20シーズンにアル・ドゥハイルに移籍し2021-22シーズン半ばにファティ・カラギュムリュクにて引退した。