カルチョワールド フォア ユベントス

ユベントスを中心に見たカルチョの世界

ジュリアーノ・ジャンニケッダGiuliano Giannichedda

典型的な潰し屋

イタリア代表の守備的MF。メインは2CH。左右どちらでも良いが相方は攻撃的かゲームメイクのできる選手。その選手を中心に、長所である豊富な運動量を活かしたプレッシングでチームに貢献した。また、マンマークも得意。 また、リードしていての途中出場の際はアンカーマンとしてDFラインとCH間のスペースを埋めて試合を締める役割も果した。18歳まではリベロでプレーしていた経験が活きていそうだ。

 

ソーラでキャリアをスタートさせ、1995-96シーズンにウディネーゼに移籍。その後、ラツィオ、ユヴェントスと順調にキャリアアップしていった。

守備的MFとして、ラツィオがピークでユヴェントスに加入した時は大いに喜んだが、ラツィオでのプレーみたいな活躍できなかった。自慢の運動量も落ちていたと思う。 また、リーグ戦は問題なかったが、国際経験が少なくCLではマークを外されたり、得意のプレッシングもあっさりかわされて、頻繁に左SBのザンプロッタがサポートしていた印象が強い。

ユヴェントスがカルチョポリでセリエBに降格の際も残留してプレー。シーズン半ば、CBとCBができるSBが全員怪我の時はジャンニゲッタが臨時でCBとしてプレーした。

翌シーズンはリヴォルノに移り、そのシーズンを期に引退した。

 

当時のセリエAの潰し屋といえばダービッツやガットゥーゾ。この闘犬2人が目立ち過ぎてジャンニゲッタの印象が薄いが、この2人に負けないくらいの潰し屋だったと思う。

 

氏名
ジュリアーノ・ジャンニケッダ
国籍
イタリア
ポジション
MF
誕生日
1974年09月21日
身長/体重
179cm / 75kg
シーズン
クラブ名
カテ
試合/ゴール
1992-93
ソーラ
A
15 / 1
1993-94
ソーラ
A
18 / 0
1994-95
ソーラ
A
31 / 1
1995-96
ウディネーゼ
A
8 / 0
1996-97
ウディネーゼ
A
23 / 0
1997-98
ウディネーゼ
A
30 / 1
1998-99
ウディネーゼ
A
30 / 0
1999-00
ウディネーゼ
A
29 / 1
2000-01
ウディネーゼ
A
31 / 0
2001-02
ラツィオ
A
28 / 0
2002-03
ラツィオ
A
25 / 0
2003-04
ラツィオ
A
22 / 1
2004-05
ラツィオ
A
32 / 0
2005-06
ユヴェントス
A
15 / 0
2006-07
ユヴェントス
B
20 / 0
2007-08
リヴォルノ
A
8 / 0