イタリア代表の守備的MF。メインは2CH。左右どちらでも良いが相方は攻撃的かゲームメイクのできる選手。その選手を中心に、長所である豊富な運動量を活かしたプレッシングでチームに貢献した。また、マンマークも得意。 また、リードしていての途中出場の際はアンカーマンとしてDFラインとCH間のスペースを埋めて試合を締める役割も果した。18歳まではリベロでプレーしていた経験が活きていそうだ。
ソーラでキャリアをスタートさせ、1995-96シーズンにウディネーゼに移籍。その後、ラツィオ、ユヴェントスと順調にキャリアアップしていった。
守備的MFとして、ラツィオがピークでユヴェントスに加入した時は大いに喜んだが、ラツィオでのプレーみたいな活躍できなかった。自慢の運動量も落ちていたと思う。 また、リーグ戦は問題なかったが、国際経験が少なくCLではマークを外されたり、得意のプレッシングもあっさりかわされて、頻繁に左SBのザンプロッタがサポートしていた印象が強い。
ユヴェントスがカルチョポリでセリエBに降格の際も残留してプレー。シーズン半ば、CBとCBができるSBが全員怪我の時はジャンニゲッタが臨時でCBとしてプレーした。
翌シーズンはリヴォルノに移り、そのシーズンを期に引退した。
当時のセリエAの潰し屋といえばダービッツやガットゥーゾ。この闘犬2人が目立ち過ぎてジャンニゲッタの印象が薄いが、この2人に負けないくらいの潰し屋だったと思う。