アルゼンチン、フランスの国籍を持つアルゼンチン代表のFW。メインはCFだがレアル・マドリードでは右WGとしてプレーしている。
よく雑魚専と呼ばれ、CL上位だとよく相手に封じられてしまい自分を活かしきれない場合が多い。
リーグ戦で格下相手だと、余裕をもってプレーできており、タイミングをずらした技ありシュートや鋭いコースを狙ったシュート。
ワンタッチゴールなどバリエーションに富んだ。
それだけ凄いプレーが出来るのになぜCL上位やリーグ戦で優勝争いしているチームに対してそれが出来ないのか疑問になるほどである。
おそらく超一流選手と比べて、少しだけプレッシャーに弱かったのだと思っている。
少しだけというのはそれでも格下といえども同じヨーロッパの上位リーグのプロ選手相手にハットトリックを連発できる選手がプレッシャーに弱いはずが無いから。
リーベル・プレートのユース出身でそのままトップデビューし活躍。世界一熱狂的と言われたスーペルクラシコと呼ばれたボカ・ジュニオールズとの一戦でゴールを上げ脚光を浴びる。
2006-07シーズンにはレアル・マドリードに移籍。ファン・ニステルローイがいたため右WGでの起用が多く、スタメン定着に定着したのは3シーズン目ぐらいから。
で、ベンゼマ加入後はベンゼマにポジションを奪われナポリに移籍。この時ユヴェントスも含めパリSGやチェルシーなど多くのクラブが獲得に乗り出したと言われている。
ナポリではカバーニの後釜としてプレーし2015-16シーズンには1シーズンの歴代最多記録を更新した。
2016-17シーズンにはユヴェントス加入し、マンジュキッチとのコンビでの得点パターンがありユヴェントス9連覇の中でも特に強い印象が持たれた。
C.ロナウドがユヴェントスに加入し、玉突きでミランに放出されるもいまいちでチェルシーに移籍する。そこでもいまいちで再びユヴェントスに加入。
身体のキレは全盛期を過ぎていてゴール数は少ないもののゴールセンスは衰えていなかったように感じる。
翌シーズンにアメリカMSLに行き3シーズンプレー後、引退した。
アルゼンチン代表では75試合、31得点。南アフリカ大会予選で活躍し出場に大きく貢献し、本大会では主力としてプレーした。この大会でもハットトリックを達成。 その後もコパ・アメリカやブラジルワールドカップでも活躍した。