カルチョワールド フォア ユヴェントス

ユヴェントスを中心に見たカルチョの世界

マリオ・マンジュキッチMario Mandzukic

総合力の高いCF

クロアチア代表のFW。サイドも可能な万能型のCFで、CFでプレーする場合は比較的どっしりとあまり動かないが、 サイドの場合は運動量豊富で守備も精力的におこなうサイドのポストプレイヤー。 運動量豊富な長身のプレイヤーがサイドでポストプレーすることにより相手がコンパクトな守備をするのを横に広げる効果があった。
ちなみにサイドでプレーするようになったのはユヴェントスに移籍してからで、シーズンにもよるが左サイドかセンターでプレーした。 それを受け代表でも状況により右サイドでプレーした。
運動量豊富で若いころは、CFなのによく動き回るので監督に「どっしり構えていろ」と注意されることが多かったそうだ。

 

NKマルソニアのユースで育ち、2005年夏にNKザグレブに移籍。そこでも結果を出してクロアチア内の強豪NKディナモ・ザグレブに移籍。 ここでも得点、アシスト共に結果は出したものイエローカードも多く素行が悪かった。

 

2010-11シーズンからドイツのヴォルフスブルクに移籍し活躍。2012-13シーズンから名門バイエルンに移籍。 ポジション争いをするはずだったマリオ・ゴメスが怪我してしまい運よくスタメンに定着。リーグ戦、カップ戦、CLの3冠に貢献した。 (このシーズンのバイエルンは世界的に見ても歴代最強のサッカーチームの一つと言われている)
2014-15シーズンにA・マドリードに移籍。グアルディオラとの確執があったようだ。

 

2015-16シーズンにユヴェントスに移籍。マンジュキッチがいることによりロングフィードの受け手として大いに貢献。エースのディバラを活躍させた。 翌2016-17シーズンからイグアインの加入により左WGでプレーした。これが嵌って以前以上に評価が上がった。その翌シーズンにC.ロナウドが加入すると彼を活かすポストプレイヤーとして活躍した。 2018-19シーズン、監督が代わり構想外となり冬の移籍市場で出て行った。
カタールに行ったが、その翌々シーズンにミランに戻ってくるも当時の面影は無くそのまま引退した。

 

個人的に大好きな選手で、ユヴェントスの歴代でもベスト11に入れたいと思う選手。得点以外のポストプレーも含めて細かいタスクが多かったと思うがそれをこなしつつ得点していた印象。 ゴール自体は少ないがビッグマッチであっても得点力が下がらない決定力の持ち主でもあった。恐らく得点だけに専念したら得点王も狙えるぐらいの決定力だと思う。

 

氏名
マリオ・マンジュキッチ
国籍
クロアチア
ポジション
FW
誕生日
1986年05月21日
身長/体重
190cm / 85kg
シーズン
クラブ名
カテ
試合/ゴール
2004-05
NKマルソニア(HRV)
A
23 / 14
2005-06
NKザグレブ(HRV)
A
28 / 3
2006-07
NKザグレブ
A
23 / 11
2007-08
NKザグレブ
A
0 / 0
2007-08
NKディナモ・ザグレブ(HRV)
A
29 / 12
2008-09
NKディナモ・ザグレブ
A
28 / 16
2009-10
NKディナモ・ザグレブ
A
24 / 14
2010-11
NKディナモ・ザグレブ
A
0 / 0
2010-11
ヴォルフスブルク(DEU)
A
24 / 8
2011-12
ヴォルフスブルク
A
32 / 12
2012-13
バイエルン(DEU)
A
24 / 15
2013-14
バイエルン
A
30 / 18
2014-15
A・マドリード(ESP)
A
28 / 12
2015-16
ユヴェントス
A
27 / 10
2016-17
ユヴェントス
A
34 / 7
2017-18
ユヴェントス
A
32 / 5
2018-19
ユヴェントス
A
25 / 9
2019-20
アル・ドゥハイル(QAT)
A
5 / 0
2020-21
ミラン
A
10 / 0