イタリア代表のFW。メインはツートップのFT、もしくは3トップの左右。運動量が豊富な為、1トップにはあまり向かない。 センターだろうがサイドだろうがポストプレーで前線の起点になれる選手。体格が良く強引にクロスを送ったり、受け手としてヘディングシュートもできる。 また、前線からのプレスやチェイスが凄く、状況に応じて最適なプレーをした。
あと、ラバネッリはその若白髪から銀狐や筆などと呼ばれた。
ペルージャ下部組織出身で、そのままトップチームでデビュー。レンタルで武者修行後、レッジアーナに移籍して活躍。ここでの活躍が注目されユヴェントスに移籍。
ユヴェントス3シーズン目で初のセリエAで2桁得点する活躍をしてリーグ優勝に貢献。翌シーズンはCL優勝に貢献した。 リッピ監督からFWなのに前線からの守備の比重が大きくなり、移籍を決断。プレミアリーグのミドラズブラやリーグ1のマルセイユなど国外でプレーした。
1999年12月に国内のラツィオに移籍し翌シーズンには優勝に貢献。またも前線からの守備が嫌で国外でプレー。 2004年1月に古巣のペルージャがセリエB降格の危機にあり、戻ってプレー。しかし降格は避けれなかった。翌シーズンセリエBでプレーしながら監督のライセンスを取得し、引退した。
イタリア代表では22試合8得点。フランスワールドカップの予選でロベルト・バッジォとコンビを組んで出場権獲得に貢献した。
ユヴェントスのレジェンド監督であるリッピに重宝された選手で、本人はそのプレースタイルは嫌いだったがユヴェンティーノからはそのプレースタイルが好まれた。 今も、イアクィンタやマンジュキッチなど、役割が比較的似ていると気に入って応援してしまう。