イタリア代表のGK。あご髭ともみあげがくっついていて、守るシュートセーブの姿勢も少し猫背で凄くネコ科の動物感がする選手。シュートストップが上手く至近距離も態勢をくずしながらも何度か止めている選手。 GKの割には背が低いのでクロスでのゴールを狙われやすいがハイボール処理も上手い。
ここからは雑誌の受け売りだが、ポジショニングと飛び出しのタイミングが悪く失点しなくていい失点をしている。これは当時パルマのGKコーチをしていたフルゴーニの評価でワールドサッカーダイジェストに翻訳された記事が掲載されていた。 シュートストップも処理判断を誤らないければ態勢をくずさずに止めれるとのこと。もちろんブッチの高い反射神経を鑑みてのこと。 論理的に説明したが理解されず感覚か本能的なものでセービングしていることが分かったらしい。
パルマ下部組織出身でトップデビューを果たすも1試合のみ。その後はレンタル、出戻りでセカンドGKの繰り返しを8シーズン繰り返してようやくパルマでスタメンを獲得した。
ここからUAFAカップやコッパイタリアの獲得に貢献しイタリア代表にも選出された。
1996-97シーズンに怪我をしてしまい、代わり出場したブッフォンにそのままスタメンを奪われ、必要とされたトリノに移籍。その後エンポリを経て財政難のパルマに戻り精神面で支柱となった。 2008-09シーズンにナポリに移籍したがスタメンに成れず退団し、そのまま引退した。
パルマが国際タイトルを獲得しその功績としてイタリア代表に選出されたが、自分の見立てだと総合力でパリューカ、ペルッツィ、マルケジャーニ辺りと比べ一歩劣る。 何となく感じることだがムードメーカー的存在だったのかもしれない。