ユヴェントスを中心に見たカルチョの世界

ユヴェントスの歴史(概要)History

ユヴェントスのはじまり

1897年にマッシモ・ダゼーリオ高等学校の生徒がスポルト・クラブ・ユヴェントス(Sport Club Juventus)を設立したのが始まり。 1923年フィアットのオーナーであるアニェッリ家が買収して会長に就任する。以後、会長は代々アニェッリ一族が務めた。 その後、セリエAが発足しリーグ最多の優勝数と欧州制覇という偉業を成し遂げ、イタリア国内のサポータが1番多いクラブとなった。

ユヴェントスの方針

ユヴェントスといえば健全経営といわれ、毎シーズン、アニェッリ会長の資金援助してもらっていたが、その分を除いても黒字になるように運営してきた。 そのため2003年にジャンニ・アニェッリ会長が死去した後は資金援助を基本的に断っている。 それ以降ではカルチョ・スキャンダルを経てセリエA復帰した際に援助してもらっている。 現在は専用スタジアムを建設し安定した収入を確保して2011-12シーズンにセリエA復帰後初優勝を飾った。 また、コンテ監督からアッグレリ監督に代わりつつもセリエAを連覇してきたが、CLの方は優勝できなかった。 その頭打ち感が漂い、過去2シーズンはサッリ、ピルロでポゼッションサッカーに転向しようとするも失敗。 再度、アッグレリ監督になり再起を図ることとなった。