ユヴェントスを中心に見たカルチョの世界
1996-97シーズンのユヴェントス1996-97 season
新刷するも憂いなくスクデットを獲得
昨シーズンのチャンピオンズリーグを制覇を期に一新。ヴィアッリ、ラバネッリ、パウロ・ソウザ、カッレーラ、ヴィエルコウッドなどセンターラインを中心に放出し、代わりにボクシッチ、ヴィエリ、ジダン、モンテーロ、ユリアーノを獲得した。 フィットするか不安だったが蓋を開けてみれば順調に勝ち点を伸ばし、11節目以降は首位を渡すことは無かった。CLではGLを5勝1分とほぼ完璧な1位通過。昨シーズン決勝で対戦したアヤックスを2戦合計6-2と快勝するも決勝でドルトムントに敗れる。 この他に日本でのトヨタカップとUEFAスーパーカップを獲得した。UEFAスーパーカップは2試合合計で9-2と圧勝しUEFAスーパーカップの最大得点差の記録を更新した。
最後に1997年にユヴェントスは創立100周年を迎えクラブとトリノ市がJuvecentus(ユべチェントス？)というイベントを企画した。 内容は創立から今までの展示会とセレモニー。その際ファンクラブを設立して1万人以上の会員を集めた。
1996-97シーズンの成績
セリエA
優勝
コッパイタリア
ベスト8
CL
準優勝
UEFAスーパーカップ
優勝
トヨタカップ
優勝
基本フォーメーション
安定した完成度の高いチーム
シーズン序盤はデルピエロがトップ下に入り左ISHにジダンが入ったが、途中からはジダンがトップ下に入りデルピエロは2トップの一角に入った。 その後はデシャン、ジダン、ユーゴヴィッチ、ディ・リービオの中盤4枚は1シーズン目とは思えないほど攻守に連携が取れてく。2トップはFW5人でターンオーバーを繰り返し安定した得点力をみせた。
監督・選手
監督：マルチェロ・リッピ
GK
1
29
0
12
6
0
17
ダヴィデ・ファルコーニ
1
0
背番号/名前/リーグ出場数/ゴール数
DF
2
32
4
3
17
0
4
26
0
5
セルジオ・ポリーニ
23
1
6
ディマス
17
0
13
マーク・ユリアーノ
21
1
22
20
0
26
ラファエレ・アメトラーノ
1
0
-
サルバトーレ・アロニカ
0
0
-
マッシミリアーノ・ノターリ
0
0
背番号/名前/リーグ出場数/ゴール数
MF
7
32
1
8
アントニオ・コンテ
6
0
14
ディディエ・デシャン
26
1
18
30
6
19
アティーリオ・ロンバルト
22
0
20
アレッシオ・タッキナルディ
19
1
21
ジネディーヌ・ジダン
29
5
28
イヴァーノ・トロッタ
1
0
29
ダヴィデ・アンドルノ
0
0
30
ニコラ・チゴリーニ
1
0
31
パオロ・キバローリ
0
0
-
ファビオ・バリソン
0
0
背番号/名前/リーグ出場数/ゴール数
FW
9
アレン・ボクシッチ
22
3
10
アレッサンドロ・デル・ピエロ
22
8
11
ミケーレ・パドヴァーノ
20
8
15
クリスティアン・ヴィエリ
23
8
16
ニコラ・アモローゾ
23
4
背番号/名前/リーグ出場数/ゴール数
退団
GK
ニコラ・ヴェネト
ヴィテルベーゼ
DF
マッシモ・カッレーラ
アタランタ
DF
ピエトロ・ヴィエルコウッド
ペルージャ
DF
シモーネ・ロリア
オルビア
DF
ダリオ・バッチン
下部落ち
MF
パウロ・ソウザ
ドルトムント（独）
MF
ジャンカルロ・マロッキ
ボローニャ
MF
ルカ・フージ
ルガーノ
MF
フアン・パブロ・ソリン
リーベルプレート（亜）
FW
ジャンルカ・ヴィアリ
チェルシー（英）
FW
ファブリッツィオ・ラバネッリ
ミドルズブラ（英）
FW
トンマーゾ・ロッキ
アウローラ・プロ・パトリア
ポジション/名前/移籍先
※ U-19、U-23に戻った選手は含んでおりません。
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