ヴィエリとボクシッチを放出し、昨シーズンリーグ得点王のP・インザーギとフォンセカを獲得。昨シーズン同様の堅守でリーグ優勝するもののCLでは、またも決勝でレアル・マドリードに負けてしまう。 セリエAでは2位インテルとの直接対決で、どう見てもPKになるようなユリアーノのファウルがノーファウルになり、CL決勝ではオフサイドであろうミヤトビッチのゴールをオンサイトとみなされどちらも物議を醸した。
余談だがこのシーズンがユヴェントスの歴代最強と言われている。 攻撃ユニット3人全員がアタッキングサードにいる時の得点の匂いとわくわく感が非常にあった。 守備も中盤ではデシャンとダービッツ、最終ラインからモンテーロの飛出しで攻撃の芽を摘みその3人をカバーするフェラーラがいて守護神がイタリア代表のペルッツィ。 凄く魅力的で浪漫があるチーム。 ただ歴代というと02-03のチームも捨てがたい。こちらは中盤でボール奪取&ショートカウンターで勝つ魅力的ではないが理に適った堅実なチーム。 願わくは時を越えて対戦を見てみたい。
2トップの二人(デルピエロ、P・インザーギ)が身長170台で重量感に欠けて不安視されていたが 蓋を開けてみれば2人で39点(デルピエロ21点、P・インザーギ18点)それにジダンの7点と 世界最高峰の攻撃ユニットを形成した。 特に2トップの二人はデルピッポと言われる。 (ちなみにセリエAではFWはリーグ10得点以上、MFは5得点以上がクラック(名選手)の証と言われている。)
その他にはユーゴヴィッチが抜けダーヴィッツになり左ISHが縦から横の動きが多くなったぐらいで特に守備的には昨シーズンとほぼ変わらない。
右SBのビリンデッリとトリチェッリは出場数はビリンデッリの方が多いが、肝となる試合ではトリチェッリが起用されていた気がする。逆でもいいかもしれない。