13年間ユヴェントスで活躍したコンテが監督になり就任。 両SHを高い位置に保った4-4-2(実質4-2-4)という個性的な戦術で、バリをセリエB優勝に導いた。 得点力も多いが失点数も多いこの戦術だが今のユヴェントスにはそれ以上に気合いや常勝軍団などの精神面の方がを重要と判断していて、 選手時代にリーグ優勝とCL優勝を経験しているレジェンドのコンテにかかる期待は大きかった。 移籍についてはコンテ希望のローマからヴチニッチとバイエルンとの争奪戦に勝利しビダルを獲得。 ピルロはマロッタの独断で移籍金が掛からないから獲得したそうだ。コンテはマロッタのこの行動についてすごく評価した。
シーズン開幕は4-4-2(実質4-2-4)の布陣で試合に臨んで順調に勝ち星を重ねて首位に立った。 しかし、CHのピルロの守備が弱くいまいちフィットしていなかったことを考慮してコンテはシーズン半ばから3バックに変更した。 3バック当初は引分続きで首位から陥落するが31節に再び首位になりそのままりリーグ戦を無敗で優勝した。 このシーズンのユヴェントスは最後の最後まで公式戦無敗を保っていたがコッパイタリアの決勝で敗れた。
基本はピルロを除く中盤4人が前からプレスにいき中盤を制圧。それでも抜けてきた場合はピルロがリトリートしてボヌッチまたはビダルかマルキジオのISHがサポート。 基本的には中盤を支配する。そして相手はロングボール主体になってくるので、その場合はCB3人が対応する。
攻撃は中盤で奪ったらショートカウンター。それ以外は、一旦ピルロに預ける。ピルロがボールを持ったら中盤4枚の内、2~3人が縦にフリーラン(ダッシュ)をする。 (場合によっては4人全員だが奪われたときを考えて全員ではない) 中盤の選手はFWを楔にしてペナルティエリアに侵入するのが基本。当然そのFWがシュートを狙う場面を多くある。