早々にサッリ監督に見切りをつけ監督経験の無いピルロを監督に迎えた。
序盤は試行錯誤が続き、負けは無いが引き分けばかり。
中盤以降はインテル、ナポリと上位陣に負け、下位のベネベントに取りこぼしとと優勝どころか優勝争いにすら加われない状態。
途中から3-5-2から4-4-2に変更して上手くいったように見えたが、怪我人などにより戦術選択が限られたり、そもそも作戦が失敗したりと経験値の無さを露呈してしまった。
最後の3節は「ラッキーな判定」があったような気がする試合でなんとか4位に入りCL出場権を確保した。
一応、フロントはCL出場を確保すれば解任はしないとのことだが、結局、ピルロは監督解任となった。 監督経験の無いピルロを起用したフロントが悪いと思う。
CLはグループリーグは順調に勝点を稼いだものの、決勝トーナメント初戦のポルトに何もできず敗戦。 下馬評ではユヴェントスの方が格上でポルトは一矢報いるか的な内容だったが、 この試合2試合の前後のリーグ戦は明らかにチーム全体で体が重く動けない感じだった。 案の定、どっちが格上なのか分からないくらいの試合内容だった。
戦術は違うがポルトはリッピ監督時代の粘り強い守備を感じた。 ユヴェントスの進化は、こういう形にワールドクラスの個性的な選手が何人か入ってアクセントになるのが CL制覇の鍵ではないかと思う2試合だった。
※ U-19、U-23に戻った選手は含んでおりません。