ユヴェントスを中心に見たカルチョの世界

ドーピング裁判Doping trial

選手は無罪で主治医は有罪？

1994～1998年の間、ドーピングを行っていたとして2011年1月に裁判が行われました。 結果としては、違法な薬物は見つからずクラブと選手は無罪として扱われ、 ユヴェントスの主治医アグリコラは有罪となった。

有罪となった理由は処方する薬の用法違反。(詐欺罪とアグリコラの無資格配合)
例えば試合終了後にビタミン剤だと言って鎮静剤を服用させたというような内容だ。 (鎮静剤を服用させプライベートでの活発な行動をさせないようにし選手の体力回復を促していた。) 多分これは方便な気もするが「違法な薬物」が見つかってない為、それ以上の結果にはならなかった。

この裁判によって合法な薬物であっても、間違った用法で服用するとドーピングにと同等な扱いになるという記録が残った。