アッレグリ監督が昨シーズンから欲しがっていたヴィッツェル(ゼニト)の獲得に失敗したものの、 昨シーズンのセリエA得点王のイグアインを引き抜き、ローマからピルロの代役としてピアニッチを獲得した。 バルサ、レアル、バイエルンには及ばないが、それでも運が良ければCL制覇できるぐらいの戦力になったといえる。 リーグ戦では4節にインテルに負けて首位陥落したが、翌節には奪還。以降首位を保ち優勝した。 このシーズンの2位ローマと3位ナポリは他のシーズンなら優勝するぐらいの勝ち点を取っており少しだけ危ういの優勝だった。
CLでは4勝2分と順調に駒を進めバルセロナにも勝利。しかし、準決勝はモナコに2戦2勝で勝ったが、 セカンドレグの試合開始直後にキエッリーニがレットカード級のハンドをしたがイエローカードで済みなんとか決勝に進んだ。 その後、決勝ではユヴェントスがハイペースで攻勢を掛けたが凌ぎ切られて、 さらに後半途中にもクアドラードを投入し活性化させようとしたがイエローカードを2枚貰い退場と散々な内容で敗れた。
サイドにいるマンジュキッチが変わり種でWGというよりはサイドに開いたCF。イグアインが得意ではないポストプレイをマンジュキッチがサイドで引き受け前線の起点となった。 もちろん守備にもしっかりこなした。また、ピアニッチのアイディアは素晴らしくリーグ戦では無双していた。 しかし、リーグ戦では感じなかったがピアニッチがCLで上位チームと当たると相手プレッシャーからプレー精度がかなり落ちるうえ守備が軽い。 イグアインはピアニッチほどではないが同じくCLで上位チームと当たると勝負弱い。 決勝でレアルと対戦した時、チームにロナウドのような、CLで上位チームと当たっても違い見せれる選手が居たら、彼ら2人も変わるだろうしCL優勝できるのだろうと思った人も多いはず。