昨シーズンサンプドリアで評価を上げたデル・ネーリ監督その片腕であるGMマロッタをセットで獲得する。 2年目で優勝することを掲げ、1年目は移籍金がそれほど高くない中堅どころの選手を集め競わせフィットした選手を残し2年目にビッグプレーヤーを獲得する計画を立てた。 しかし、開幕直前に中心選手であるディエゴが違約金を支払い移籍していってしまい、プレシーズンから試していた戦術が全く役に立たなくなってしまった。 一戦一戦、苦戦しながら少しづづ勝ち点を重ね4位でクリスマスを迎えた。しかし翌年初めの18節にクアリャレッラが怪我をしてしまい、代わりにマトリとトニを獲得するも持ち直すまで時間がかかり7位で終わった。
開幕のディエゴやクアリャレッラの怪我など想定外に見舞われたがノルマは達成できなかったことには変わりはないのでデル・ネーリは退任することとなった。 結果もそうだが内容的に見ても引分でも問題ない守備的チームに対して崩すアイディアも無かった。プレシーズンはディエゴがその役割を果たしてはいたがそれ以外に引き出しが無かったのも事実。