イタリア代表のGK。パルリュカと並んで90年代のセリエAトップGKのひとり。直前の怪我さえなければ98年のフランスW杯は彼が正GKを務めるはずだったぐらいの実力。 反射神経と俊敏性を活かしたセービングとキャッチングが武器で身長が181cmとGKの割には低いがそれを感じさせない。 特にキャッチングは凄まじく至近距離のシュートでも時折キャッチする。 また足元の技術もありGKのルール改正で味方からのバックパスのキャッチが禁止になっても問題なく対応した。
ユヴェントス在籍時は正GKで活躍。試合に出場すれば安定したプレイを見せた。難点は筋肉系の怪我が多く、消化試合でも無いのに度々ランプッラにゴールマウスを譲っていた事。 リッピ監督がインテルに引き抜かれた際は、一緒にインテルに行ってしまった。
その後、インテルではリッピ監督がサジを投げ退任。
インテルに居られなくなったペルッツィは衰えが見えるマルケジャーニの後釜に入り、ラツィオで7シーズン活躍。そのまま引退した。
ペルッツィの引退するきっかけは試合中に指を骨折したから。最後は「引退して家に居たらカミさんに怒られる」とマスコミに冗談を言って引退した。