イタリア代表のMF。適正ポジションはCHだと思う。フィジカルコンタクトが強く、競り合いでのボール奪取が得意。基本的に守備的だが攻撃では、力強いミドルシュートと、 ゴール前に飛び込んで味方のクロスに合わせてヘディングなど得点感覚もある選手。 イタリア代表でも同様のプレーを披露し、当時のエースであるロベルト・バッジォに気を取られているとこちらのバッジォに点を取られることも多々あった。 そのため、よく「もう一人のバッジォ」と形容された。
地元のアマチュアクラブであるトロンボでサッカーを始め、トリノの下部組織に入団しトップデビューを果たす。ここで活躍しインテルやユベントスでプレーする。
1994-95シーズンにはパルマに移籍し主力として6年間プレーしUAFAカップ優勝に貢献した。
2000-01シーズン、パルマはこの辺りから財政が傾きつつあり高年俸でベテランのディノ・バッジォをラツィオに放出。
当初こそ活躍したが出場機会が徐々に減っていった。2003-04シーズンにはプレミアリーグのブラックバーンに移籍。しかし、なじめず冬にアンコーナにレンタル。
2005-06シーズンにトリエスティーナでプレーし引退した。
その後、地元のクラブで練習に参加した期間中、数試合ほど公式試合に出場している。
イタリア代表でも、クラブ同様のパフォーマンスを発揮し得点こそ少ないが、ロベルト・バッジォ同様に必要な時に点を取ってくれる選手であった。