ユヴェントスを中心に見たカルチョの世界

サンドロ・コイスSandro Cois

魅力的なハードワーカー

典型的なインコントリスタ(直訳は出会う人、ボールホルダーに対しての寄せが早いディフェンシブなMF)で、運動量も多い。 アンカーは出来なくは無いが、それよりも中盤2枚や中盤3枚の一角の選手。 激しいボディコンタクトで、五分五分の競り合いを何とかものにする強さを持つ魅力的な選手。 足元はそれほど上手くはないので、近くにプレーメーカーやリンクマンが必要。

地元のチームでデビューし、トリノを経て、フィオレンティーナに移籍した。 フィオレンティーナ破産後はサンプドリアに移籍したが、怪我による故障で出場機会は少なくピアチェンツァに移籍した。 ピアチェンツァでも身体の至る所にガタがきて痛みを我慢しつつ出場していたらしい。そのシーズンで引退を決意した。

イタリア代表では、フランスWC前後のフレンドリーマッチ3試合に出場した。 試合は見ていないが、全試合リード後の途中出場で守備固めに1手として起用された。