ブラジル人のDF。3バックの中央がメインで左右も可能。4バックなら左右どちらのCBも可能。
CBとしては身長は低いが対人戦、空中戦に強く足元もそれなりに上手い。1番の特長は飛び出し。すぐさまスティールやブロック、クリアしに相手に向かっていく。
当時より10年ぐらい前のセリエAだったらカバーリングの達人と評されただろう選手。
相手がドリブルやワンツーで数定期優位な状態になった時、自分の持ち場をフリーにするリスクをとりつつ、クリアやブロックするのをカバーリンクの達人と読んでいたと思う。
2000年代始め頃は攻撃的SBがまだ少数だったので、持ち場をフリーにするリスクがそれほど高くなく非常に有効な手段だった。
しかし、攻撃的SBの増加に伴いその裏を取る攻撃からCBを引っ張り出して、そのスペースをからゴールを狙うパターンが一般的になったため無暗にカバーに行かずゴール前を守るのが主流になった。
こうして90年代に活躍したイタリアの守備職人と呼ばれる選手は激減していったのだが、このブラジル選手は、主流とは真逆で、自分のスペースを使われる前に、より早く飛び出しをする選手になった。とても稀有なCB。
ブラジル3部のパウリスタでキャリアをスタートさせ、2011年1月にウディネーゼに移籍。年齢を重ねるごとにイタリア人の守備職人DFのような選手になっていった。 キャリアの晩年はボローニャでプレーし、最後は2部のパルマで引退した。ボローニャ時代は富安選手と一緒にプレーしていて少し感慨深いものがあった。

