イタリア代表のFW。同じイタリア代表のフィリッポ・インザーギは実兄。兄同様にポジショニングで勝負する選手。
決定的に違うのが、スペースを作ってDFをかわす兄に対して弟は、マークしてくるDFと並走してスルーパスを貰いDFと競り合いながらシュートを決める選手。
これにはメリットが非常に多く、仮にシュートが決まらなくても相手がファールで止めると一発退場の可能性があった。(現在はDOGSOと呼ばれるルール)
ただ、ポジショニングで並走出来ないようにしたり、スルーパスを通させないと対策は多い。そもそも競り合いに勝てない選手がいたりする。
その場合はただのポストプレイヤーになり下がっていた。
また、兄同様に、こぼれ球やクロスポールの反応が良く豪快にゴールを決める選手でもあった。
ちなみに、マンチーニ監督時代は左サイドでポストプレーやサイドをえぐるようなドリブルをさせられていた。
ピアチェンツァの下部組織出身で武者修行を経て、当時、セブンシスターズの中でも選手層の厚いビッククラブと言われたラツィオに移籍。 レギュラーと控え選手の中間ぐらいの出場機会で、レンタル期間が多少あるがずっとラツィオでプレイし選手で、スクデット獲得から財政難で方針転換までずっとラツィオにいた選手でもあった。
イタリア代表では、2000年11月15日のイングランド戦で兄弟そろって出場した。