グルジア(現名称:ジョージア)代表の選手。ミラン以降は左SB、CB、まれに左WB。代表ではDH(アンカーマン)やCH、CBの選手。パワーとスタミナで粘り強いプレーが持ち味。 ヘディングも強い。
地元のプロクラブでデビューし、ウクライナの名門ディナモ・キエフに移籍。ここでも活躍しシェフチェンコの助言もあり2000の冬、ミランに移籍。
左SBで活躍する。2003-04シーズンは、左SBのポジションをパンカロに奪われ、クレスポとのトレード要員としてチェルシー行きが決まりかけたが、
CBマルディーニが負傷した為、ミランに留まることとなった。この辺りから左SBでは無くCBとしての起用が多くなる。
そしてカラーゼはマルディーニに後継者だとだれしもが思うようになる。しかし、マルディーニは引退する最後のシーズンもそれほど出場機会を減らしてはいなかったので、必然的にカラーゼの出場機会もそれほど増えていない。
しかも現役期間が長かった為、10歳も年が離れているのにマルディーニ引退後、1シーズンしかミランに在籍できなかった。追い打ちをかける事になるが2008-09シーズンに正統な後継者たるチアゴ・シウバを獲得している。
そんなこんながあって2010-11シーズン、ジェノアに移籍し、2シーズンプレイ後、引退した。
ミランのCBとしては若干物足りないものの、個人的に複数のポジションが出来てハードワークとすごくお気に入り選手の一人。