イタリアのFW。メインポジションは2トップの一角、もしくはセカンドトップ。ファーストトップも出来るし1トップもできる。フィジカルコンタクトが強く強引にシュートまで持ち込む選手。 その為、シュートに持ち込めない場合まったく歯が立たないこともあった。晩年は、その強引さで相手DFを引き寄せてからパスを出す駆け引きもしている。
ローマ下部組織出身で、ローマでトップデビューを果たすも結果は出せず、カリアリに移籍。そこで2桁得点を上げ活躍する。そこから怪我が無ければ安定した成績を残していった。
1999-00シーズンからウディネーゼでプレーする。この頃から怪我が多くなる。4シーズン目の2002-03では、その強引にシュートを打つプレーがあまり見られず、アシスト数で結果を残した。 この強引が無くなってウディネーゼのサポーターは、彼に対してブーイングすることもしばしばあった。シーズン終了する間際に「来シーズンはこの白と黒のユニフォームの袖を通すことはないだろう」 と言ってラツィオに移籍した。余談だがこの時ユヴェントスも獲得の噂があって、同じ白と黒ユニフォームということでネタにされていた。
ラツィオでは、途中出場がほとんどで結果は残せなかったが、前線から降りてきて楔になったり、時折ドリブルで持ち上がったりとサポート力がありベテランになった印象。2005-06シーズンの冬の移籍期間でトリノに移籍。 セリエA昇格に貢献した。トリノ時代は身体的衰えが凄くサポートで手一杯な感じで、FWながら流れの中で得点するためにゴール前に顔を出すことが殆どなかった。2007-08シーズンにパドヴァに移籍。翌シーズン引退した。