イタリア代表のGK。シュートセービング力ばもちろん。ハイボール処理も上手い。判断力が高く決定的な相手との1対1も度々止めていた。後ろにいて安心感のある選手。
ボローニャの下部組織出身でトップチームに昇格するも出番は無く、サンプドリアに移籍する。この時、既にパリューカの名は通っており有望視されていが、 ボローニャは深刻な財政難により彼を売却することとなった。そして、サンプドリア3シーズン目でようやく正GKとなり、翌シーズンリーグ優勝に貢献する。 この辺りからイタリア代表に呼ばれるようになる。1994年にインテルに移籍し名実ともにセリエAを代表するGKとなった。1999-00シーズン夏にリッピ監督がインテルに就任する。 インテルに就任条件にパリュウカと同等の実力をもつペルッツィ獲得だったため、玉突きで地元のボローニャに移籍した。その後、ボローニャで7シーズンプレーし、2006-07シーズンにアスコリでプレーし引退した。
イタリア代表でも安定感のあるプレーを魅せ世界屈指の実力を示したパリュウカだが、ワールドカップ、アメリカ大会での一発退場は、あの大会を感動的なものにした ひとつのファクターであったため、ダイジェストの映像でこのシーンが必ず流れる。このシーンが流れるたびに評価が下がっていくような気がして気の毒でならない。
余談だが、ユヴェントス嫌いを公言しており、ユヴェントスが不利になる誤審があると嬉しくなるのだそうだ。 これは、インテルで正GKを務めていた時のユヴェントス戦での誤審が原因。 ペナルティエリア内でユリアーノがロナウドに体当たりして、ロナウドの首に空手チョップに近い感じのもの繰り出したけれどノーファウル判定だったのだ。 自分も誤審だと思っているしネタにしている。当事者としては怒りしかないと思う。