イタリア代表のDF。メインは右SB。基本は右SBだが必要に応じて左SBやCBもこなした。また、ラツィオ時代には右SB、CBに加えCHやDHでもプレーしている。 オーバーラップしてクロスだけのSBではなくインナーラップしてミドルシュートもできる選手。攻撃参加時のプレースタイルは全盛期のバレージに近い。
ラツィオ下部組織出身で、そのままトップチームでデビューを果たす。粗削りながら光るプレーをしたと言われる。その後、ミランに移籍し才能を開花。 左からマルディーニ、バレージ、コスタクルタ、そして右SBにタソッティと黄金時代のミランを支えた。 晩年はパヌッチの加入で出場機会が減っても出場すれば献身的なプレーし、1996-97シーズンにバレージと共に引退した。 ミラン在籍の間、数々のタイトル獲得に貢献し、守備の要であるバレージがいない時はタソッティがキャプテンマークを付けてプレーすることもあった。
晩年のプレーと全盛期プレー(ダイジェスト)しか見ていないが、今後新たに出てきてほしいタイプの選手。 現代サッカーであればパスワークにも参加してほしいので、今で言えばロシアワールドカップのアルゼンチン対フランスの時のフランス代表のパヴァールのような選手になると思う。