カルチョワールド フォア ユヴェントス

ユヴェントスを中心に見たカルチョの世界

3-4-1-2formation 3-4-1-2

3-4-1-2のフォーメーション

 

GK = ゴールキーパー
CB = センターバック
WB = ウィングバック
DH = ディフェンシブハーフ
OH = オフェンシブハーフ
ST = セカンドトップ
FT = ファーストトップ

リアクションスタイル

昔からあるフォーメーションのひとつでWMシステム(3-2-2-3)の変則系や-4-4-2で負けているチームがDFを1枚減らして中盤に1枚加えた形など。 昔の書籍から現代のプロチームまで見受けられるが主流のフォーメーションになったことは無い。

 

このフォーメーションが脚光を浴びるのは1998-99シーズンのユヴェントス対ウディネーゼ。ウディネーゼは開始早々にDFが退場したものの最終ラインをそのまま3人で守りきった。 そのため3バックで守れるなら、4バックではなく3バックにして余った1人をトップ下に置くという考えに到った。そして布陣がセリエAで2000年初頭あたりまで流行った。(主流になるまでには至っていなかったと思う。)

 

イタリア代表もEURO2000や日韓ワールドカップもこの布陣。トルシエジャパンのフラット3と呼ばれる3-5-2もこの布陣も分類上はいるのではないだろうか? (イタリア代表の3-4-1-2はトッティがトップ下に入るとWFぎみで4-3-3に近いが日本代表はどちらかというと3-2-3-2に近い。分類上どちらも3-4-1-2だと思うが2つは別物だと思う。)

 

ピックアップチーム

EURO2000イタリア代表の基本フォーメーション

EURO2000のイタリア代表

3列目の4人をフラットにしてそこを通り抜けるとボールCBが奪う守備。例としてはマルディーニとコンテの間の場合はユリアーノがブロック。余裕があれば3人で囲んでボールを奪う。 攻撃はフィオーレ経由のカウンターとマルディーニ、ザンプロッタのオーバーラップ。

 

日韓ワールドカップ日本代表の基本フォーメーション

日韓ワールドカップの日本代表

フラットスリーという3バックの平行に保って積極的にオフサイドトラップを狙っていくシステム。オフサイドのルールが変わって以降は、絶対に使われない守り方。攻撃は中田(英)のボールを集めてキープしてもらい攻撃するスタイル。 戦力的に格上の相手にも健闘、勝利する可能性が高く、逆に格下には安定して勝つことができないシステムであった。

ワールドカップではGLを2勝1分で突破し、開催国として面目を保った。

 

戦術・用語集

基本フォーメーション

3-3-1-3  |   3-4-1-2  |   3-4-2-1  |   3-4-3  |   3-5-2  |   4-1-2-3  |   4-1-4-1  |   4-2-2-2  |   4-2-3-1  |   4-3-1-2  |   4-3-2-1  |   4-3-3  |   4-4-2  |   5-3-2  |  
×