スペイン代表がよく使うフォーメーション。クローズアップされたのは2000年代初めごろからで、当時4-4-2に相性の良い3-4-1-2が流行していたがぞれに対応する形でこの4-2-3-1が急速に広まり、どこのクラブも4-2-3-1(または4-4-1-1)が増えた。
2003-04のユヴェントスも4-2-3-1にしているがその時のリッピ監督コメントの内容は3バックに対しては1.5列目(2列目)の3人がそれぞれが対抗しCFがサポートする。4バックに対しては1.5列目(2列目)の4人の選手の間のスペースを攻めやすい。 いままでは4-4-2だと中盤の選手を攻め上がらせるかサイドの選手が中央にポジションチェンジする必要があったがその必要が無くなったとのこと。4-4-2や3-5-2に対して非常に具合が良いとのこと。
リーガでレアル・マドリード、バルセロナ以外のリーグ優勝。さらにUEFAカップも優勝しシーズン2冠を達成したシーズン。シーズン終了後、監督と契約更新出来ずリバプールに引き抜かれた。 当時の日本のユヴェントスが好きな人たちの間では、カペッロではなくベニテスに来てほしかったとの声もあったくらいだった。
ミスタがブレイクしたシーズンで、技ありというようなテクニックを披露したゴールは無いが無駄打ちが少なく効率的に得点をあげた。2列目のアシスト力が大きくて、その2列目を支えたのがスペイン代表コンピ。 最終ラインは元イタリア代表と元アルゼンチン代表などベテランが控えており、GKは現役スペイン代表のカニサレス。CF以外はタレントが多く揃っていた。