イングランドの伝統的なフォーメーションで別名4-4-2フラット型や4-4-2ボックス型と呼ばれる。(4-4-2ボックス型と呼んでいる人は4-2-2-2を4-4-2ブラジル型と呼ぶ。)
1980年代中ごろから多くなり、現在でも多くのチームが使っているフォーメーション。ただし、80年代から90年代初めまではDF4人をダイヤモンドの形にしたりペロ、スウィ―パーを配したチームも多かった。 サッキ監督が考案したゾーンプレスが流行りこの4-4-2の形が増えてDFをダイヤモンドにする形は消えていった。 また、イングランドでは根強く2000年代までこの4-4-2(ときおり4-3-3)+キックアンドラッシュスタイルが多かったが、今はそれが無くなってきた。
4-3-3同様に選手の個性によって全く印象が変わるので一概に言えないが、気になるのが2列目からの攻撃。 トップ下の選手が居ないので誰がその役割を果たすかが一つのポイントだと思う。 一番スタンダードなのがCHがシーソーのようになる方法。片方CHが上がったらもう片方は下がる。 あとは90年代後半のユヴェントスがジダンを攻撃時はトップ下、守備時左SHの形。 2002-03シーズンのユヴェントスのようにSHのどちらかがトップ下に入る形。(右から攻めている場合はネドヴェドがトップ下に入り、左から攻めているときはカモラネージが入る。) もちろん、そんなの関係なく中盤の1人とFW2枚で点を取ってしまうカウンタースタイルなど様々。