別名4-4-2ブラジル型や4-4-2ボックス型と呼ばれる。ブラジル型と呼ばれるだけあってブラジル伝統のフォーメーション。OHはトップ下兼サイドアタッカーといった感じでプレイする。フォーメーションのの見た目通りSBがオーバーラップしやすく攻撃参加の回数が多いのが特徴。 ブラジル代表のSBは両方攻撃的なサイドパックを起用しても、片方は積極的に攻め上がるが、もう片方はバランスを取りつつ攻撃に参加する。 人数を掛けて攻めやすい布陣。 また、守備も縦に厚みがありSBがしっかり戻れば守備も固い。ただし、SBが戻りきらないとサイドを起点としたカウンターを受ける場合が多い。
ジーコ、ソクラテス、ファルカン、セレーゾと言わずと知れた黄金のカルテット。今見ると華麗というよりは、相手をおちょくっているようなフェイントを多用していて、 明らかにパスリズムが違う。現在のようなプレースペースが無くても、このパスワークは通用すると思う。むしろ再現できたらサッカー王国復活といった感じさえする。 あとカルテットと銘打っているが、ワールドカップの試合を見る限りエデルなどのFWは4人とくらべても遜色ない気がする。
元ブラジル代表で「黄金のカルテット」筆頭のジーコが監督となり、就任後すぐに中田、中村、小野、稲本を「黄金のカルテット」と呼んで話題となった。 今までのダイレクトサッカーから現在のポゼッションサッカーに切り替えた。(基礎を作った監督)。 最終ラインからでもしっかりショートパスでつなげるサッカーでSBもしっかり攻撃参加するようなチームを作り上げた。 その際、アントラーズをベースに偏った代表メンバーを選考したり、快勝できる相手に苦戦したりして、サポーターから解任要求など問題を多く出した。 しかし、それ以外はアジアカップ優勝、コンフェデのブラジル戦、ワールドカップ直前のドイツ戦など結果、内容ともに出した。 最後の集大成とるドイツワールドカップでは、初戦のオーストラリアに惨敗し、その後も1勝も出来ずグループリーグを敗退した。結果、内容ともに最低だった。 ジーコ監督は本気でワールドカップ優勝を狙っていて、決勝戦にピークがくるように調整し開幕直前の親善試合に1度ピークに持って行ったのとこと。 優勝を狙わずコンディションを維持すれが、戦力的にベスト4、8に行ける可能性があっただけに非常に残念。 この惨敗で国内のサッカー人気やメディアの取り上げ方が変わり、日本サッカー界の成長を遅らせることとなった。(だだし、日本代表はポゼッションサッカーの基礎が出来てすごく進歩した。)
功罪ともに大きいため評価が分かれる監督。