中盤の選手一人ひとりがゲームメイカーとして動けて、他の中盤の選手の意図的なパスに対して連動する動きに磨きがかかり、スペインとは違った形でポゼッション率を上げていった。 期待の新星バロテッリは成長せずそのままの状態で覚醒が待たれた。
日本戦では2点差に追いやられたが、ピルロのタイミングの早いコーナーキックで1点返すと後半7分には逆転し、一度は同点になるも何とか勝利した。 この1点目こそイタリアのしたたかさの象徴であり勝利を呼び寄せる強さだと思う。
大会全体では3勝2敗(スペインには延長PK戦の末の敗戦)でワールドカップに向けて実りあるテストマッチとなった。
大会成績:3位